1980-11-18 第93回国会 参議院 内閣委員会 第8号
○堀江正夫君 それで、この内容を見ますと、宮内所員個人の自分の長い間の勉強の成果からする私見だと思いますね。ところが、たとえば三日目の記事の中で、「八〇年代半ばが危機という説の根拠は、私の知る限りでは、それをすぎてしまうと、ソ連は永遠にアメリカに追いつけなくなるから、ということのようですね。」こういう言葉が一つあります。
○堀江正夫君 それで、この内容を見ますと、宮内所員個人の自分の長い間の勉強の成果からする私見だと思いますね。ところが、たとえば三日目の記事の中で、「八〇年代半ばが危機という説の根拠は、私の知る限りでは、それをすぎてしまうと、ソ連は永遠にアメリカに追いつけなくなるから、ということのようですね。」こういう言葉が一つあります。
次は、十一月三日から五日間にわたりまして、サンケイ新聞に防衛研修所の宮内所員との対談が載っておりました。この対談の中では、米ソの軍事バランス問題が中心でございまして、宮内所員が御自分の意見をいろいろと述べておられます。防衛庁はこのサンケイ新聞、これに宮内所員が対談に出たということ、またその内容、御存じでございますか。
○政府委員(岡崎久彦君) 宮内所員はもうソ連関係の専門家でございまして、ソ連におきまして公表されました戦略思想をあらわす文書その他を分析いたしまして、それでまた、過去の長い経緯に従いまして分析した結果を言っているのだと思います。